昭和23年、小松シキが21丁の焼き型から始めたせんべい屋です。
シキが12歳の頃、青森県の小さな町のせんべい屋に奉公していた際に覚えたせんべい焼きが南部せんべいとの出会いでした。
当時は胡麻せんべいが主流で、昔はどこの家でも囲炉裏端で焼いていたものです。
南部せんべいの小麦と胡麻の素朴でどこか懐かしい味わい。
それは、昔おばあちゃんが囲炉裏端で焼いていたせんべいのぬくもりを伝えてくれます。
「胡麻」「落花生」が主流だった中、1969年にクッキータイプの厚焼きせんべい「まめごろう」が生まれると、すぐに人気商品となりました。
その後も「いか」や「りんご」「納豆」、ひとくちサイズや薄焼きなど、バラエティ豊かな商品が次々と誕生。
2009年に生まれた「チョコ南部」をはじめ、「割りしみチョコせんべい」や「割りせん&柿ピー」など、
せんべい=丸い形という概念をなくした商品が生まれ続けています。
一枚のせんべいには、自然の恵みに加え、お客様をはじめ多くの方々のご縁とご協力をいただいております。
この感謝の気持ちを忘れずに、これからもより良い商品を作ってまいります。
「感謝と創造」を基本に、巖手屋はこれからも“まごころ”を形にして、皆様にお届けします。
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